エンジニア, 実用

【オガティ外伝】オフショア開発の巻 in ベトナム(後編)

前回に引き続き、コウダインテです。シンチャオ!(ベトナム語使ってみた)

1週間が経ちましたが、みなさん何かいいことありましたか?
私は特にこれといって何もありません。11月に入り、北海道は一気に気温が下がってきて、最近では0℃前後が続いておりとても寒いです。
雪が降っている地域もありますので、雪国の方は早めに冬タイヤへお取り替えください。

さあ、年末が近づいて忙しくなっているみなさま。
忙しさに心まで荒んでませんか?部下に理不尽なこと言ってませんか?
上司に理不尽な要求していませんか?上司に何でも払わせてませんか?
私は払わせ、いや払って頂いてますよ!!

そんな方も、そうではない方も、今回の記事で心を癒やしてください。
前回とは変わって、オガティのプライベートにスポットを当て、ベトナムでの生活事情、オガティの休日、最後には今回のオフショア開発で感じたベトナムの魅力について紹介します。
前回に引きつづき読んでいただいている方、本当にありがとうございます。

それでは、「【オガティ外伝】オフショア開発の巻 in ベトナム(後編)」はじまるよ~


ベトナムでの生活


後編はちょっと業務から離れて、オガティがベトナムで過ごしたプライベートにスポットを当てていきます。

今回オガティが滞在したのはベトナム最大の都市「ホーチミン」。
ホーチミンはベトナム南部にある土地で、常夏の温かい気候です。
5~10月が雨季、11月~3月くらいまでが乾季なので、オガティが滞在した期間はちょうど「乾季」にあたります。そのためほとんど雨が降らず、暑いけどカラッとしていて、とても快適に過ごせました。
(雨季だとずっと雨だし、ひどい時には川が氾濫したり洪水が起きたりするそうです)
私は高温多湿でジメジメしていると思ってましたが、それは雨季のようです。

ホーチミンの商店街
ホーチミンの商店街

ベトナムでの食事


お腹が弱いオガティですが、普段どんな食事をしていたのか?
食事にはかなり気をつけており、「ナマモノは食べない」「水道水は飲まない」「常にペットボトルを持つ」というのは徹底していました。
これはよく聞くことですが、清潔な環境に慣れた日本人には過酷な地のようです。

オガティの一日の食事はこんな感じ。
朝食 → ホテルの朝食
昼食 → 現地スタッフと近くの食堂で。(鶏肉料理ばかり食べてた)
夕食 → ケン○ッキー、ロッ○リア、ピザなど。日本でも食べれますね。

ベトナム料理1 ベトナム料理2
近所の食堂にて。美味しそうですね。ベトナム感が伝わってきます

ホテルの近くが日本人街だったこともあり、居酒屋など日本人向けのお店が充実しており、日本食が恋しくなることはなかったようです。食はとても大事ですので、こういうのは助かりますね。
あとファミ○やサークル某などのコンビニも充実しており、オガティはよく通っていたので日本での生活とあまり変わらないかも?

ベトナムコンビニ飯
右はもしや「出前一丁」では?

ちなみに現地スタッフと食事に行くときは、スマホアプリでお互いの言語を通訳しながらカタコトで話していたそうです。ちょっと楽しそうですね。

ベトナムの通貨は「ドン」というもので、円換算すると「1円=200ドン」くらいと桁がかなり違い、最初はとまどいます。
オガティ曰く「5万円が1000万ドンくらい」とのことでしたが、どこで5万円も使ったのかは忖度して聞きませんでした。

私が気になったのは有名な「ホビロン」という、孵化しかけの卵の料理。

※ちょっとグロいです。。。観覧注意 ↓

オガティは食べた記憶はないが、ネットで写真を見て「もしかしたらフォーの中に崩したのが入ってたかもしれない」と言ってました。これ入ってたら気づくと思うんだけど・・・。

もう一つ気になったのが、「水」です。
「水道水は絶対飲まない」というのは理解できますが、じゃあ歯磨きのときってどうやってすすぐの?と聞いたところ
「もちろんミネラルウォーターで」
ということでした。徹底的に「口に入らないように」気をつけていたそうです。
でもシャワーの時は仕方がないですね。

トイレ事情


私がオガティにインタビューしていて一番興味を持ったのがこれ。
ウォシュレット慣れしすぎた日本人はもはやウォシュレットなしで生きていけないウォシュレット依存症ともいうべき状態になっています。
オガティも漏れなくこれだったわけですが、現地にはもちろんそんな文明の利器はなく、清潔な日本人には耐えられないので、流行りのハンディウォシュレットを持っていこうと思ったようです。
その時買おうと思ってたのがこういう電池式でワンプッシュで水がでるやつ。

携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ DL-P300
http://panasonic.jp/toilet/p-db/DL-P300.html

しかし不幸なことに取り寄せが間に合わず、代わりに握力によるボトル内の圧力変化を利用したペットボトル式ハンディウォシュレットを買ったそうです。

ファルコン 携帯シャワー ファルウォッシュミニ WI-01 (宅配便配送のみ)
握力による噴射。電気を使わずとてもエコな製品。https://store.shopping.yahoo.co.jp/hcbrico/4571189560983.html?sc_e=slga_pla

みなさんも渡航が決まったら、品切れになる前にまずはウォシュレットを探しましょう。

と書いた後にオガティから指摘があったので追記します。
これはオガティも現地入りして知ったそうですが、ベトナムにはウォシュレットはないものの、シャワートイレというものが普及しており、ホテルや職場、飲み屋にも完備されていて特に不便はなかったとの報告がありました。


これだと床がびちゃびちゃになりそうですが、慣れれば大丈夫ということです。
なのでせっかく買ったペットボトル式ウォシュレットは使いませんでした。
訂正してお詫び致します。

オガティの休日


最初は慣れない土地でも、1ヶ月もいればだんだん自分の庭になってくるものです。
ホーチミンが庭になったオガティはどんな休日を過ごしていたのでしょうか?

サイゴン大教会
サイゴン大教会

昼のオガティ


バイク天国と呼ばれるベトナムですが、その交通量は凄まじいです。
全盛期の湘南の暴走族さながらの大群でバイクが往来しているのですが、この隙間を縫って歩行者が道路を横断します。
もはや道交法などお構いなしです。交通ルール(マナー?)がないようで、縦横無尽にバイクが走る中を歩行者がすり抜けるので交通事故も多いと聞きます。
オガティは無事に帰ってきましたが、もしかしたらベトナムで天寿を全うしていたかもしれません。
みなさん、くれぐれも道路の横断には気をつけてください。

ホーチミン市街
これは少ない方ですね。

さて、すっかりベトナム色に染まったオガティはどんな休日を過ごしていたのでしょうか。

とは言っても、プライベートな部分もあるのであまり深くは聞けませんでした。
マッサージはよく行ったそうです。
ベトナム式マッサージですね。とても効きそうですが、思ったほど安くないです。
日本だと10分1000円くらいが相場ですが、ベトナムは半額の10分500円。
これでも安いですが、私がよく利用する「りら○る」は同じ値段です。
衝撃的に安い!というわけではありませんが、もしかしたらオガティが高級マッサージに行ってただけかもしれないので、探してみたらもっと安いところがあるかもしれません。

個人的に気になったのでいろいろ調べてみたのですが、マッサージについては危険な場合もあるようですので、事前にネットなどで調査しましょう。
(客引きがあるとか、化粧がやたら濃いとかはやめたほうがいいらしいです)

前述したように、移動は基本的にタクシーですが、これもすべて安全というわけではありません。
一般的に安全と言われているのが下記の2つです。

VINASUN(ヴィナサン)URL:http://www.vinasuntaxi.com/ 電話番号:(+84)8-3827-2727
MAI LINH(マイリン)URL:http://www.mailinh.vn/ 電話番号:(+84)8-3838-3838
※ただし100%安心というわけではないのでご注意ください。

オガティも現地では8割くらいがヴィナサンで、たまにマイリンという利用率でしたが、ボッタクリや置き引きなどの被害はありませんでした。
事前調査してても初めてタクシーに乗る時は怖かった、と言ってました。

夜のオガティ


ここもオガティの名誉のためにあまり詳しくは書けないのですが、お酒を飲んだり、ナイトクラブで歌って踊ってサタデーナイトフィーバーしてたとの情報を掴みました。
現地エンジニアよりホーチミンの飲み屋は詳しくなり、「ベトナム人にベトナムのお店を教える」という奇妙な構図になっていたそうです。

本ブログの「エンジニアのために」というポリシーと、公序良俗に準ずるという弊社の立場があり、そして重ねて書きますが、オガティの名誉のためにこれ以上は書けませんので、あとはみなさんのご想像におまかせします。

オガティが感じたベトナム


今回カタリストで初めてのオフショア開発で、オガティは初めての海外渡航と、初めてづくしの困難な道のりでしたが、前編から書いてきたベトナムでの開発を振り返っていきます。

今回のオフショアは結果的には思っていたほどの効果は出ませんでしたが、オガティにも思うところはあるようで、「ぜひまたベトナムで開発したいか?」という問いには
ぜひまたベトナムでやってみたい
ということです。

前編にも書いたように、ベトナム人の親日な性質と、仕事に対する姿勢にはとても助けられていました。今もフェイスブックでは当時のエンジニアと繋がっていて連絡を取り合う仲とのことで、かなり親密な関係になったことも大きいと思います。
(もともとオガティが外交的な性格であることも幸いだったのでしょう)

ただ、もしまたオフショア開発の話が出たら後進に譲るべきだと話しており、滅多にできない経験を独り占めしないで社員全体の貴重な財産にしたいという思いがあるようです。
しかし「ベトナム以外の国でもオフショア開発の機会があれば行ってみたい」という発言からは心に秘めた熱いエンジニア魂を感じました。

余談ですが、現地日本人スタッフには数年という長期で滞在している人も多く、中にはちゃっかりベトナム人のお嫁さんをもらった人もいるらしいです。
そういう意味では、仕事だけでなく人生の伴侶を見つける機会としても大いに期待できそうです。
でもオガティは言いました。「とはいってもお金がないと難しいだろうね。
どこの国でも女性は現実主義なんですね。

オフショア開発を他の企業にも勧めるか?


今回のベトナムでのオフショア経験から、他の企業にもオフショアを勧めるかという質問をしましたが、これはプロジェクトの内容や期間、目的によって変わるようで簡単には勧められないようです。
オフショア開発に「何を求めるか」によっても変わってきますので、「現地法人の立ち上げ」なのか、「単純にアウトソーシングしたい」のかでも条件が違います。
今回の場合、短期だったので初期のコミュニケーションコストの回収ができなかったことが大きいですが、依頼内容を「単純なデータ入力作業」など細やかな指示が必要のない作業の割り当てであれば短期でもそれなりの効果があったかもしれません。

「オフショア開発をとりあえず経験してみよう」でもいいですが、求めるものは開発コストの安さなのか、今後の海外法人立ち上げの地盤づくりなのか、といった目的によって開発期間や雇用数なども変わってきますので、まずは「何を目的とするのか」を明確にしましょう。

ベトナムパワーの行く末


オガティが現地に入って思ったのは、「みんな若い!」でした。
ベトナム人エンジニアはもちろん、現地入りしている日本人スタッフもほとんど20代~30代前半で、40代のオガティは年長組でした。
別チームの日本人の新人スタッフがPHP入門書を片手にチームマネージャーしていたのを見たときはさすがに不可解だったようですが、経験不足を補ってあまりあるやる気が溢れています。
ベトナム人エンジニアは当時でもかなりの水準にある技術レベルで、これからの技術進歩には相当期待できそうです。

現地で感じたベトナムの魅力を聞いたところ
「よく言われるように『パワーを感じる』。上手く言葉にできないが、そういう熱量を感じるし、これからもっと成長すると思う」とのこと。
向上心が強く、どんどん吸収しようとしてグイグイくる感じや年上にも物怖じしない性質、自分から率先して仕事をこなそうとする姿勢にそういったパワーを感じたのではないかと思います。

ベトナムのパワーに惹かれて、単身ベトナムに乗り込んで仕事を取ってくる女性もいたり、大手IT企業もどんどん参入しており、ベトナムが持つ熱い魅力に惹かれる人は多く、これからの明るい未来が見えそうです。

最後に「またベトナムのみんなに会いたい」と言っていたオガティからは哀愁が漂っていましたが、プライベートでも行きたいというくらいベトナムの人や土地が持つ魅力に取り憑かれています。

それほどベトナムの夜はお楽しみだったようですね。

ホーチミンの夜

あとがき


今回ライターとしてオガティのベトナム案件の取材をして感じことですが、私が持っているベトナムのイメージと違って、新興国ならでは発展があり都会的な印象を受けました。
滞在地がホーチミンというベトナム屈指の都会だったこともありますが、普通にコンビニがあったり、「割と」キレイなホテルがあったり、「割と」安全なタクシーがあったり、日本人街があったり、想像していたより日本人でも過ごしやすそうです。

私自身、オガティと同様に海外に行ったことがないので、行くならハワイやグアムなど日本人が行きそうなところがいいと思っていましたが、ベトナム人が持つ親和性や適応力、国民全体が持っているパワーの源に触れたいと思うようになりました。
何よりアオザイガールを生で見たいですね。

オフショア開発としては、インドや中国、カンボジア、ミャンマーなど他のアジア諸国での開発も多いですが、縁があって開発をお願いしたベトナムについて稚拙ながら記事とさせて頂きました。
この記事を見た人が、今後のオフショア開発参入の参考となれば幸いです。

【続報】まだ終わらないベトナム編


と締めくくった後になりますが、今回は異例の3連載が決まりました。
前後編でも書ききれなかった「オフショア開発を振り返って」について編集部からのお達しがあり「もう3部にしちゃえば」ということなので、しつこいようですが来週も私の記事になります。もうあとがき書いちゃったのに続きますよー!

嬉しいですか?しつこいですか?
本当は嬉しいですよね。さあ、さっそくこの記事をブックマークしてはいかがですか?

ブックマークする必要はないですが、来週もぜひお付き合いください!

以上、コウダインテでした~。ヘン ガップ ライ!

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この記事を書いた人・プロフィール
コウダインテ
ニックネーム: コウダインテ

北海道で一人リモートワーク。
主にPHP、PostgreSQLを使用。
ピアノはあるけど10年くらい弾いてない。
最近ゴルフを始めましたが、パターがダメで諦めそう。
車は5MTの軽自動車。無駄に変速できる。