リモートワーク

リモートワークなんて怖くない

こんにちわ。またお会いしましたね。リモートワーカーの仲井ですよ。
北海道在住なので、先日の北朝鮮のミサイル通過はかなりの恐怖でした。
Jアラートの不気味な音は、物凄く不安を煽りますよね。
ミサイルは領空侵犯にならないのでしょうか。
法律のことはよくわかりませんが、「最も強い言葉で非難」とか言ってる場合ではないですよ。
あなたも他人事ではありませんよ。防災リュック、用意してありますか?

さて、いつも通り前置きが長かったようですので本題に入ります。

もし、あなたが「明日から家で仕事してくれ」と言われたらどうですか?
嬉しい?不安?寂しそう?一人で大丈夫かわからない?

私は不安でいっぱいでした。

いままで、社外で作業することはありましたし、現在はインターネットも普及して、どこにいても誰とでも連絡できる時代です。
いや、遡れば携帯電話が普及した時点で、人間はどこにいても誰とでも話すことができるようになっています。
携帯電話の登場から20数年。
現在はスマートフォンが爆発的に普及し、もはやPCと変わらぬ性能を手軽に持ち運べる時代になりました。
タブレットなんてもうほとんどノートPCです。
コンピュータの進化スピードは恐ろしいほど加速しています。

しかし、一方で人間はどうでしょう。
せいぜい、背が伸びたとか、教育によって知能が上がったとか、足が早くなった程度です。
そう、人類誕生以来、人間はほとんど何も変わっていないのです。

何が言いたいかと言うと、機械は進化しても人間の心は変わってないってことです。
いくら通信が発達したって、人間が本来もつ心理はそうそう変わらないわけです。
だから、「インターネットがあればどこでも繋がれる」なんてキレイごと言っても、内心では「一人は寂しい」わけです。

当然、リモートワークなんて不安になります。

私が感じた不安とその解消方法を書くことで、あなたの不安を拭う一助となればと思います。

最初に感じた不安

私の場合、まず引っ越し先を決めるところからでした。
実家には部屋もないし、ネット環境もなし。ど田舎だからお店もない。
家庭の事情で、実家から車で30分程度の場所で手頃なアパートを探しました。

最近ではネット環境の整ったアパートも多く、さらには北海道なのにエアコンが付いてたりします。快適な時代です。

エアコンと言えば、本州の方から見れば「北海道でエアコンなんて無駄だろ」と思うかもしれませんが、昨今の北海道、意外と暑いです。
30℃は平気で超えますし、湿度もそこそこ高くなりました。
私も当初「エアコンなんて使うことないだろう」と思ってましたが、結局毎年お世話になっています。
送風だけでも全然違いますからね。
エアコン万歳、科学万歳!

でも、自分の部屋にエアコンはありません。リビングだけです。
なので、夏は扇風機のみで過ごしてます。

それはいいとして、最初に自分の部屋でリモートワークを始めたときの不安。
まず、景色が違いますよね。
いままでも緊急対応しなくてはならず家で作業することはありましたが、これが常態化するわけですから。
オフィスだと、見渡せば必ず誰かがいます。誰かの声が聞こえます。うるさいタイプ音が聞こえます。
しかしこれからは、周りに誰もいなくて、一人誰とも話さず、黙々と作業をする日々になることを想像しました。

とは言っても、画面上で会話することができます。
便利なチャットツールもあれば、スカイプのようなツールで実際に話すこともできます。会話は変わらずできるのだとも考えました。

でも、実際の職場で、仕事の話だけして一日が終わることありますか?
・・・ありますね。昔ありましたそういえば。
誰もが楽しいオフィスライフ過ごしてるわけじゃないですからね。

そう考えると、別にリモートワークだから寂しいってことはないかもしれない。
そう思えてきました。
普通の職場だって、人間関係が悪かったり、職務的な都合で会話がない場合だってあるでしょう。

しかし、普段から会話がある職場だった場合は、一人だけ別の場所だとやはり寂しさや孤独感はあるでしょう。
まさにカタリストはそうでした。
業務中はなかなか日常会話なんてないけど、昼休みはみんなでご飯行ったり、夜はみんなで飲みに行ったりが多い会社です。
急にそれがなくなると、なんだか寂しいものです。

私は普段あまりお酒は飲まないので、お酒を飲みたい衝動はないんですが、飲み会ってただ飲み食いする場じゃなくて、その場の会話や想定外のイベントが発生したりして、それを後でみんなの思い出として共有できることの価値が大きいと思うんですよ。

「あの時、あいつがこんなこと言ってさ~」
「そういえば、この間言ってたあれ、やらないの~?」

なんて、後々までそれをネタに楽しめるわけです。
こういうちょっとしたことが積み重なって、メンバー間の親睦を深める一端を担うわけです。
それができないのは寂しいですし、本社メンバーとの溝ができないかという不安が生まれました。

コミュニケーションの大切さ


私の場合は年に数回、東京に行って飲み会に呼んでもらうので、まったく会わないわけではないですが、いままでより頻度は相当減ります。

カタリストの場合、というか私の場合は、年に4回程度は会社に顔を出しています。
出しているというより、出すように会社が配慮してくれていると言ったほうがいいかもしれません。

1月 新年会
3月 社員旅行
8月 上司の誕生会(なんかここだけ他と毛色が違うなあ)
12月 忘年会

大体こんなスケジュールで東京出張が発生しています。飲み会ばかりですね。
※これ以外にも突発的な出張はあります。

定期的な出張はこれくらいですが、日常的に行なっていることと言えば
毎日定時(うちは19時です)に上司とスカイプで話すこと。

これが結構大事で、心の救いとなっていると思っています。
別に上司じゃなくてもいいのですが、毎日の業務報告も兼ねているのと、その上司がプライベートな話も聞いてくれているということです。
(もちろんチャット上や報告書形式で後で確認してもらうのでも「報告」という意味ではいいのかもしれませんが、それでは必ずコミュニケーション不足になると思うのです。)

実際、毎日上司と話す内容は、半分以上が仕事以外の話です。
最近の出来事や、週末の過ごし方、家族の話題、会社で起きたイベント、今後の予定など、長いときはそれだけで1時間くらい話していたりします。
もしかしたら、これは上司が話し好きなのと付き合いが長いからかもしれませんが。

もし、あなたの場合、上司とプライベートな話までしたくない、仕事の話だけでいい、ということなら、上司以外にプライベートなどうでもいい話をできる相手を必ず作ったほうがいいです。どうでもいい話からふいに「そういえば」と仕事や環境の話になることもあります。

普段同じ空間にいないため、困ったことがあったときにタイミングが合わず後回しにしたことを忘れてしまうこともあります。会社にいればすぐ相談できたのに、離れているためにちょっと遠慮してしまうこともあります。
ですから、そういうことを解消するために、「どうでもいいことを話せる相手」を作ることはとても大事だと実感しています。

コミュニケーションの大事さについてはこちらでも書かれています。
(※リモートワークに向いていない人 | MMMブログ

私は1週間くらいなら誰とも話さなくても平気ですし、むしろ一人の方が気楽でいいやという結構根暗な性格です。
なので「ずっと一人で誰とも話さず過ごすなんて無理!」なんて言うあなたとは少し条件が違うかもしれません。
もちろん、「自分も一人が好き」という人もいらっしゃるでしょう。
その際に大事なのは、「自分がどう感じるか」よりも「仕事として成立しているか」だと思うのです。

いきなりリモートは厳しい

「一人で作業こなせるならそれでいいのでは?」と思うでしょう。
確かに、一人で何でもできて、次々仕事も入ってくるようなスーパーマンならそれでもいいのかもしれません。
でもほとんどの人は、誰かの協力が必要であり、誰かの依頼で仕事をもらうのです。
「人は一人では生きていけない」なんてありふれた言葉ですが、これは真実だと私は思います。

「ボクは一人でも何でもこなせるから大丈夫だな」というあなた。現在はいいですが、それを今後もずっと一人でできるのでしょうか?

私は一人では仕事はできません。
業務上のわからないことや困ったことは上司に聞きますし、環境で困った場合には同僚に相談します。
それに今後も同じ仕事をし続けている保証はありません。
仕事の内容が変われば、違うチームに所属する可能性だってあります。
そうなった時に、すぐにチームに馴染めるでしょうか。
誰に何を聞けばいいかわかるでしょうか。メンバーは私を受けて入れてくれるでしょうか。
そういう不安が私には常につきまといます。
困ったときに、要件によって誰にどう聞けばいいのか把握していればある程度の不安は解消されます。
私の場合は、元々リモートワークではなく数年の職場通勤があったのと、メンバーとプライベートでも友好な関係だったことが救いでした。
それ故に気軽に聞ける人間がいて、私の扱いを熟知した人間がいます。(アメとムチが上手いのです)

ですので、これからリモートワークを取り入れたい企業様、そして在宅で仕事をしたいあなた。
私はいきなりリモートワークからスタートするのはお勧めしません。
理由はもうお分かりかと思います。

1.他のメンバーとのコミニュケーションが圧倒的に不足している

まず、他のメンバーとのコミニュケーションが圧倒的に不足している。あなたの扱い方を誰も知らない。あなたの能力を誰も知らない。信用がない。
要するに、会社に入ってすぐにリモートワークをしてしまうと、「誰もあなたのことを知らない」状態になってしまう可能性があります。
あなたが自己アピールがとても上手で、誰とでも気兼ねなく話せる性格ならもしかしたらうまく行くかもしれません。
しかし、相手側、つまり会社側のメンバーがそれを許容できるかどうかはわかりません。
したがって、少なくとも半年、できれば数年は会社勤めすることを私は推奨します。(※個人的な意見です)

他企業の導入事例を少し調べてみました。
マイクロソフト 3ヶ月以上の連続利用前提
トヨタ 妊娠中の女性社員や1歳未満のお子様を育てている男女社員を対象(週に2時間以上の出社が必要)
となっているようです。
(参考:リモートワークを採用している企業とは|リクルートでの事例-Mayonez

さらに、NTTコミュニケーションズ株式会社の調査によると
テレワークを導入することへの不安は「社内の打ち合わせがしづらくなる」が全体の31.1%で最も多く、次いで「在宅勤務者とオフィス出勤者の会話が減る」が24.8%でコミュニケーションに由来するものが上位を占めている。


※参考:「テレワーク」導入成功の鍵は会話による『社内コミュニケーション・ロス』の防止

というくらい、社内の人間はリモートワーカーに対して、コミニュケーションの不安を感じています。

2. その会社での独特の環境や慣習、ルールが必ずある

また、その会社での独特の環境や慣習、ルールが必ずあり、どんなに優秀なプレイヤーでも、それを知らずに最初から一人での作業というのはかなり無理があります。

例えば、製品リリースの際に検証環境を通すのか、いきなり本番環境になるのか。(どういう環境が用意されているのか)
上司や同僚にクロスチェックしてもらう項目。(どういう場合はチェックが必要なのか)
金曜にはリリースしない。(土日休みなので)
乾杯の時に目上の人よりグラスを上にしない、などです。
(カタリストはまだ新しいこともあり、慣習や決まりが少ない方かもしれません。)

リモートで働きたいあなた。
まずは、現在の会社で経験を積みましょう。
そして上司や仲間から信頼してもらいましょう。
自分をフォローしてくれる同僚を見つけましょう。
離れていても、近くに感じられる仲間を見つけましょう。

 

最後に

職場の人間と違う空間にいるからこそ、現地の人以上に自己アピールは必要になります。
どうでもいい会話がチャットに出ていればできる限り反応する。
打ち合わせがあれば、空気読まずに発言してみる。(間違ってても)
「あいつまた何か言ってるよ」って思われてもいいんです。反応がなくてもいいんです。
「私はここにいるよ!」ってアピールしないと本当に忘れられそうな不安はどうしてもあります。
そんな時に「この人だけは覚えててくれる」っていう関係の人が一人でもいれば、それはとても安心できることです。

これからリモートワークをしてみたいあなたへ。
毎日誰かと1回はどうでもいい会話をすること
会話はできる限り電話やテレビ電話など肉声で会話すること
年に1回は会社に顔を出しましょう
積極的に会話に混ざりましょう

私の通信環境を簡易的に記載しますと

ツール スカイプ(たまにGoogleハングアウト)
カメラ ロジクール HD Webcam C310 https://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/hd-webcam-c310
インターネット フレッツ光 ファミリータイプ

で、VPN経由でも割りと問題なく会話出来ています。

あなたが不安なように、会社のメンバーもまた、同じように不安があります。
少しでも溝を作らないように、溝ができても埋められるようにコミュニケーションを取るように心がけましょう。

私の場合は、東京~北海道なので完全リモートワークですが、職場まで通えるけど在宅がいい、週何回かなら通えるなど環境はさまざまだと思います。
できることなら、最初のうちは週に一回にして、徐々に週3回、週1回だけ出社など、少しずつリモートの割合を増やしていくのが理想的だと思います。(私は物理的に無理ですが)

こういったことを会社と相談しながら決められるような関係性を作ることが何より大事ではないでしょうか。

ここまで偉そうなこと書いてきましたが、きっと社長や上司から言わせると「お前ができてないだろ!!」と言われることは想定内です。
ここまで書いたことは、自分の中での目標であり、自分がこうするべきだと思っていることでもあります。そして、これを心がけることで、きっと上手くやっていけると思っています。

これ以外にも気をつけるべきこと、やるべきことはあると思いますが、今回はこの辺にしておきます。あまり長いと怒られますからね。

また機会があれば、リモートワークのメリット・デメリットなどについても記載したいと思います。
ご好評頂ければ次回もあるかも?

次回は、オガティーのユニットテストを書こう (TypeScript版)をお届けします。
では、また会う日まで。

引用元・出典
リモートワークに向いていない人 | MMMブログ
リモートワークを採用している企業とは|リクルートでの事例-Mayonez
「テレワーク」導入成功の鍵は会話による『社内コミュニケーション・ロス』の防止

この記事を書いた人・プロフィール
コウダインテ
ニックネーム: コウダインテ

北海道で一人リモートワーク。
主にPHP、PostgreSQLを使用。
ピアノはあるけど10年くらい弾いてない。
最近ゴルフを始めましたが、パターがダメで諦めそう。
車は5MTの軽自動車。無駄に変速できる。